作業前に用意したもの。
純正ミッションオイル40リットル、空のオイル缶20リットル×3個、フィルター2個、オイルジョッキ、他レンチやブラシなど。
取説ではドレンボルトは4か所ですが、実際整備工場では
車体前より中央の6角レンチのドレンは開けないということでした。(素人なので事前に聞きに行きました。)
最初の排油はこのドレンから、24mmメガネ、この角度では
下にもぐった姿勢だと全然力入りません、緩める方向に力を入れやすくするには↓
メガネレンチをかけたら、
左クローラから腕を突っ込みレンチを引っ張ると、力を入れやすいです。かんたんです。
最初はここ一か所から出なくなるまで抜きました。20リットル以上出るので、脇に2個目の缶を置くか、途中でボルトを締めることができるように準備しておくことが重要がです。
24mmボルトにはワッシャが付いてますが、ゴム付で専用品ですね。紛失注意。ほかのボルトも全部ワッシャ付きでした。
取説400時間毎交換に対して、590時間使用したミッションオイルの廃油。
24mmのドレンから出なくなったら、後ろ車軸左右付け根、14mmレンチ使用。左後ろ車軸側はメガネレンチが入らず、仕方なくスパナでやりました。
キャップの清掃と、排油中のエア抜き。↑↓
この時点でミッションオイルはまだ排油が続いています。抜けきるまで何もしないのは時間がもったいないので、この隙に前車軸ケースオイルの交換をします。
廃油中のエア抜きのため給油ボルト外します。27mmメガネレンチ。
いらない肥料袋でガイドして、廃油受けに廃油。ドレンボルトは14mm、左右あります。
取説300時間毎交換に対して、750時間使用した前車軸ケースオイルの廃油。
排油中に油圧とミッションのオイルフィルターを外します。構造上、向かって左側、黒色の油圧フィルターを最初に外した方が楽です。その後黄色のミッションオイルフィルターを外しました。
フィルターの下に廃油受けを敷かないと地面汚れます。
左が油圧、右がミッション。
フィルター2個の取り付け順は外した時と逆です。最初にミッションオイルフィルター取り付けですが、純正品色が黄色から白に変わっています。Oリングにミッションオイルの新油を塗って取り付け、次に黒の油圧フィルターです。
Oリング設置からの回転数は取説ほどは締められませんでした。今回は1/2回転強締めました。
外したドレンボルト3個をすべて締付、新油を入れます。油面チェックの前に各部にオイルを行き渡らせます。油圧上下数回、モンロー手動で左右数回ずつ動作させました。
ここですぐには油面チェックはせず、10分ほど置きますが、この間何もしないのは時間の無駄なので、前車軸ケースオイルの新油給油と片付けを少々します。
前車軸ケースは取説4リットル給油して検油ボルトからの滲みなかったので0.5リットル追加して湯量OKでした。
ミッションオイルの油面チェック、上限ラインより少し下でした。範囲内なのでOK。ちなみに取説の量より少し少ないです。
・レンチ、14、24、27mm。
・フィルターレンチ
が必須です。ほかはお好みで。
オイル交換さえちゃんとしていれば長く使えると思います。下取り価格があるうちに短期間で買い替え、常に最新型を使うのも悪くないとは思いますが、私はメンテナンスをしながら、できるだけ長く使いたいと思っています。
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