しかし個人的に今最も成功させたいのは畔のシロツメクサ化なので、中干のことは後半です。
畔のシロツメクサ化はだいぶ前から興味がありました。今シーズンの田んぼの草刈りは全面私の担当なので、6月1日から行った移植後1回目の草刈りでいよいよ実行しました。
上の写真は最後の草刈りから約1か月たった状態の畔です。
個人的に上の写真の状態はまだまだ育てている途中で満足していません。このことはまだ初年度なので数年計画でシロツメクサを育てていきたいと思います。
いつものことながら手法は秘密なのでブログでの公開は無理ですが、シロツメクサが繁殖しやすい状態を作ることを意識して草刈りしました。
2枚目の写真は当営農で例年の草刈りパターンの結果です。
1枚目の畔よりも後に刈った場所なので、最後の草刈りから3週間くらいしかたっていません。普通の草刈りをしているとすぐにイネ科の雑草が上に伸び放題でこうなりますよね。でも・・・
3枚目の写真です。
シロツメクサが繁殖しやすい状態を作ることを意識して草刈りした畔と法面です。
シロツメクサではありませんが、広葉系雑草が見事に広がり、イネ科の雑草が生える余地がない状態です。
4枚目の写真です。
この進入路も3枚目の写真の場所と同じ手法で草刈りしました。もともとシロツメクサが生えてたところですが、例年以上にシロツメクサ勢力が拡大しております。
当営農では、「一年を通しての総合した低コスト化の推進」が最高の目標であるため、春作業以外の部分でも積極的に取り組みます。
※いろいろ情報を集めつつ、自分の地域でできるのか、作業に従事する時間、はたまた財務など、最後には自分で考えて理解してから実行することが重要だと思います。
最後に、中干のため落水直前の稲の様子、右が鉄コーティング湛水直播、左が密播苗移植、どちらも「はえぬき一般米」です。
移植と比べると直播はコンパクトな草丈ですが、茎数は十分確保していると判断しました。
ちなみに、私が満足する茎数になってない田んぼは、水を張った状態を継続しています。もしかしたら中干なしで刈り取りに至る可能性もゼロではないかも!
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